

本記事はマンション・アパートの日常清掃をメイン事業としている大阪の清掃会社『優美ハウスクリーニング(株式会社サウスラック)』が自社の経験を元に作成しております。清掃会社によっては対応など異なる場合がございますのでご了承ください。
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マンション管理をしていると、現地に行ってやらないいけないことが色々と発生します。
廊下の蛍光灯の交換、水道メーターの検針、入居者からの苦情などで現地の確認など・・・
物件がオーナーや管理会社がすぐに行ける場所にあればいいのですが、遠かったり忙しいことがほとんどですよね。
移動時間は本当に勿体ないです。マンションの掃除に行ってる人がついでにやってくれたら一番無駄がないのですが
『掃除しか頼んでないし、こんなお願いしてもいいのかな?』
と躊躇してしまいがちです。
そこでマンションの管理業務と日常清掃(共用部清掃)を本業としている弊社のこれまでの経験を紹介させて頂きます。
1.日常清掃の作業範囲
日常清掃の内容(一般的な内容です。清掃会社や物件によっては若干異なるケースもあります)
・建物内の床の掃き掃除やモップ掛け
・手すりや消火器など埃が溜まるの拭き掃除
・天井に蜘蛛の巣の除去。
・敷地内のゴミ拾い
・雑草の除去(あまりに広い場合は別途草刈を別料金で実施)
・ゴミ捨て場の清掃。
2.清掃以外に発生するマンション管理業務
2.1水道メーターの検針
物件や入居者との契約によっては毎月や隔月で水道メーターの検針を行わなければならない場合があります。
部屋数にもよりますが、ただ数値をメモするだけですのでとても簡単な作業です。
戸数の少ないアパートの場合、5つにも満たない数値を読み取るためだけにわざわざ足を運ぶのは馬鹿らしいと思われるでしょう。
この水道メーターの検針くらいであれば日常清掃のスタッフに依頼することはとてもよくあることです。
ただし最初の見積時、契約時に必ず清掃会社に伝えておいてください。
例えば10部屋以上の数値を読み取って連絡する作業はそれなりに時間を取られますので、後出しでついでに~という作業量ではありません。
その作業込みの清掃料金にするか別料金となります。
また高齢の方が担当しているところに、メーターの読み取りを後で伝えると対応できない、ということはあり得ます。
2.2 蛍光灯の交換
廊下や階段の蛍光灯はよく切れてしまい、入居者から連絡が入ります。
日常清掃は昼間に行いますので、蛍光灯が切れているのはなかなか気づきにくいので入居者からの連絡をもらうケースが多いです。
屋内の24時間つきっぱなしの蛍光灯は清掃時にわかるのですが。
蛍光灯の交換を依頼できるかどうかは、ある程度条件によります。
清掃会社に蛍光灯の交換を依頼する場合は以下のことを考える必要があります。
・現地に蛍光灯と点灯管(グロー球)の在庫を置いておけるかどうか。
・脚立を現地に設置しておけるかどうか。
・作業者がそういった作業が可能か。
・外した蛍光灯の処分はどうするか。
これらの打ち合わせをして、両社が合意した場合のみ依頼することができます。
2.3 掲示物の貼り付け、剥がし作業
マンションの掲示板には様々な掲示物で住人に情報を告知します。
エレベーターの点検、定期清掃の日時、貯水槽の清掃・・・貼り紙を貼るだけですので日常清掃をしているスタッフに依頼してもほとんどの場合は大丈夫です。
ただし掲示物の受け渡し方法については打合せが必要です。
掲示物を清掃会社に送られても清掃会社からそのスタッフへ渡さなければなりませんので、担当スタッフが物件へ現地に直行直帰の場合は掲示物の受け渡しの手間や費用が発生するケースがあります。
2.4 写真撮影
マンションを管理していると住人から連絡を受けて対処しなければならないことが発生します。
その中で清掃とは関係ないものの、現地がどうなってるのかまず知りたい!ということが良くあります。
そこで現地に行ってるスタッフに様子を見てほしい、写真を送ってほしい、という依頼は頻繁にあります。
今はみんなスマートフォンを持っておりますので、写真撮影は良く引き受けます(もちろん無償です)。
ただし、困るのはこんなケースです。
・撮影してほしいものの説明が不明確でどこを撮ればよいのかわからず困ってしまう。
・もっと違う角度で、もっと全体がわかるように、と後から注文が多く取り直しに行ってと言われる。
3.お断りすることが多い依頼内容
3.1 ポスト内のチラシの廃棄
空室のポストにはチラシが溜まります。空室の場合はポストの投函口にテープを貼られているところも多いのですが、見た目上好ましくないとテープを張らない方針の方もおられます。
するとポストの中がチラシで溢れかえってしまいます。
これを定期的に捨ててほしい、という依頼がたまにあります。
この作業を引き受けるには少し確認事項が必要です。
・ポストの鍵(ダイヤル)をどうするか
・入居が決まったことに気づかずに必要な郵便物まで捨ててしまわないか
・入退去の連絡、状況の把握の手間をどう考えるか
弊社が依頼を受けているケースでは、水道メーターの検針があり空室がわかり、さらにポストの鍵がない(入居者が南京錠をつける)物件でしたので、空室のチラシを捨てています。
入退去がある度にスタッフに『〇〇号室空きました。ポストの鍵の番号は〇〇〇です。』というのはかなり大変な負荷となってしまいます。
4.まとめ
現地にいるんだから、と簡単な作業だと思って気軽に依頼してしまうこともありますが、清掃会社の担当者⇒スタッフとの伝達の手間、現地で思いのほか面倒な作業だったりもするので、依頼するときは慎重にお願いします。
無償で依頼する場合は、ほぼサービスでの作業になりますので、多少の不備は目をつぶって頂けますようお願いします。
マンション管理において、物件に定期的に足を運ぶ人が協力してくれるととても楽になります。
清掃会社・スタッフと良い連携をとってスムーズなマンション経営をしていきましょう。